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冷媒ガスと自然冷媒ガスについて

冷媒ガスとは

空調機には、空気の熱を汲み上げて冷却や加熱を行う「ヒートポンプ技術」が使用されています。
この、熱を汲み上げる際に欠かせないのが「冷媒」です。
冷媒の原理は「気化熱(蒸発熱)」と関係しています。液体が気体になる時、周囲の熱を奪う特徴があります。その反対に、気体が液体になる時には、周囲に熱 を放出します。この特性を利用し、暖める際には外の空気中にある熱を冷媒が室内に運び、冷やす際には室内の熱を冷媒が外に運びます。

自然冷媒ガスとは

現在主流となる代替フロンとは異なり、自然環境に適応することで、自然環境への負荷が抑えられた冷媒ガスです。
自然界に存在する、アンモニア、水、二酸化炭素、空気などを用いることから「自然冷媒ガス」と呼んでいます。

自然冷媒ガスが求められた背景

大きな背景として地球温暖化対策が挙げられます。これは現状多くの空調機で採用されている冷媒ガスが地球温暖化係数が高い数値を示すため、自然冷媒への転換が求められています。加えて、電力の値上げによって、電力コストダウンと同時に地球環境保護への貢献が見込める自然冷媒ガスへの注目度が高まっています

温暖ガスの営業で異常気象に

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電気代は今後、上昇傾向へ

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自然冷媒ガスはフロン排出抑制法対象外

※詳しくは環境省のサイトをご覧ください。

平生27年4月1日より、「フロン回収・破壊法」が改正され、「フロン排出抑制法」が施行されました。
これは単純に法律名が変更されただけではありません。

施行前の規制は、「廃棄時の回収・破壊」に関わるものでしたが、施行後は「業務用機器の冷媒適正管理」などが加わり、ユーザーも規制対象となります。

業務用機器の冷媒適正管理

「業務用機器の冷媒適正管理」では、簡易点検として四半期に1回以上の点検と定期点検として空調機の出力によって1〜3年に1回以上の点検が必要になります。

簡易点検に関しては点検に必要な資格などがありませんが、定期点検は充分な知見を有する者が行う必要があり、「高圧ガス製造保安責任者」や「冷凍空調機器 技能士」の資格が必要になるため、社内に有資格者が存在しない場合は、専門業者に点検を依頼することとなります。

なお、フロン排出抑制法の義務に違反した場合は、罰則があります。極めてGWPが低い自然冷媒ガスは、この規制の対象外となります。

tel.092-408-9977